人間関係って、増えて行くスピードより減って行くスピードの方がはるかに速いわけです。
数学的に考えれば、最後はゼロになっていきます。
20代の頃はエロス権力である程度惹きつけられますが、30代になるとそれも半分になってきます。
仕事関係でも気の合う友達は一人か、二人程度でしょう。
それでも、結婚できて、子供がいると、幼稚園、小学校、中学校、高校、塾、習い事、野外活動、部活と節目節目で、子どもの周りの人が入れ替わるので、それに合わせて、親も付き合ったり、知り合う人が増えていきます。
時に仲良くなって、長い付き合いの人も出てきますが、転勤、引越しで離れることも多々あります。
子供が大きくなると、サークル活動とかで知り合う人もいますが、生活歴、学歴、資産収入状況も異なるため、その趣味の場や、その帰りにお茶する程度で家族ぐるみの付き合いとかになることはほぼありません。
長年の友達であっても、子どもの教育があまり上手くいってないと顔を出しにくくなったりで、会う頻度も徐々に減っていきます。
増やそう増やそうと努力しても減るスピードが早いのに、さらに自分から切っていく人もいます。この切るのがありという人はそれが態度に現れるので、その分、信用されずさらに縁遠くなる悪循環に陥るわけです。挙句の果てに、あの人達はこうこうだと悪口を言い出す始末で孤独化が進んでいくわけです。
自分はブログとは関係のないぐるちゃにいくつか入っていて、その中で一番盛り上がっているのは、パチンカスみたいな人ばかりいる男だけのゲームぐるです。ぐるちゃの法則で最初の半年くらいは盛り上がっていましたが、それが落ち着いてきて静かになったところで、喋らない人をキックする人がいて今では20人ほどになり、それからまた書き込む人が増えてきて、パチンコ、ゲーム、仮想通貨、家族のこと、仕事のこと、恋愛やセフレのことなど吐き出すように毎日何かしらの話題が挙がっています。
実はここ、自分が唯一抜けたいなと最初に思っていたぐるちゃだったんです。でも、キックされない限りぐるちゃは抜けないと決めているので残っていたわけです。
ここ8年くらいで中盤まで個人情報は晒したくないような雰囲気でしたが、オフ会をしたりしているうちに、むしろ、ここでしか個人的なことは打ち明けられないような場になってなっていきました。何が得られるかというと、自分とは全く違う背景の人達の人生を見られるわけです。悩みだったり、問題だったり、どうやって、抜け道を見つけているかとかです。仕事しながら、パチンコで月40万とか稼いでいますからね。
つまり、どこからどんなコミュニティーが復活したり、活性化するか、どんなチャンネルとつながれるかはわからないわけです。
