何事も見様見真似で型から入ることです。
感情を優先していては、何も進歩はしません。
型から入って、形となってくることで、だいぶ遅れてその真髄の心は身に沁みてきます。
感情というのは例えば、
そんなことはしたくない、
そんな恥ずかしいことはしたくない、
そんなカッコ悪いことはしたくない、
今更、以前断ったそれを頭を下げてまでしたくない、
私の理想はかっこよく闊歩することであって、そんなどぶいた営業みたいなことはしたくない、
他の人に比べると、今の私は全然できてないから、そんなことをするのが怖い、
私がそんなことをしても意味がないから、
そんなことをしても全く成長できない自分には時間の無駄だから、
どうせ、それをやったところでダメ出しされて辛いだけだから、
など、とにかく、やらない理由を一生懸命、あれやこれやとあげつらって、最後に渡しは可哀想で悲劇のヒロインぶって、何もしないというのが最悪だという話です。
よくインフルエンサーは言いますよね。
しかも、一番最初に言いますよね。
最初に言いたいのは、まずは行動することですと。
本当、それくらい行動しない人が多いわけです。
そして、インフルエンサーが次に言う言葉は、
続けることです。といいます。
どんなに成果が出ていなくても、続けることそのものに価値があるからです。
じゃあ、何の価値かというのが今回の話です。
空手では場合によっては、型だけで競うことがあります。
端から見ていると、実践的でもないし、これの何に価値があるのかとも感じますが、逆に言うと、実践、本当の殺し合いになったときにこう攻め込んできたら、こう返すという型の練習が大事なのはわかると思います。
慣れた動きを習得することが技のキレを増すからです。
それを最小限の形まで絞り込んだのが、空手の型です。
その一つ一つの動きにまるで相手がいるかのように強弱とタイミングがあり、キレと重さがある動きがどれだけできているかです。
それを繰り返した末に、本当の実践があったとき、あぁ、この動きがこんな風に役に立つんだと腑に落ちるわけです。
恋愛モンスターには恋愛モンスターのルールがありますよね?
最初の10人はうまくいきませんよと言っています。でも、型を守り続けることで自然と処女性も上がってくるし、れんモスも増えていきます。
うまく行っている子は、疑わずにやり続けている子です。
疑うことはマイナスを生みますが、疑わなければ全てがプラスの積み上げになっていくからです。
型にはまることのメリットはそこにあります。
いちいち別の型を探したり、模索したり、考えたりしないことです。
何も考えずに型だけを繰り返す。そうしているうちに勝手に結果がついてきます。
後ろを振り向いたり、別の道を探したりせずに、立ち止まったり、元の道を戻ったりせずに、ただ黙々と前に向かって歩いていく。
ちりも積もれば山となるし、自分に与えられた時間は限られているわけです。
得られる幸福感が一番大きいのは間違いないわけだから、あとは迷わず型を繰り返すだけです。