付き合ってしまうと、押すというのはセックスをしてしまっているのであとは結婚だけとなりますが、そんなに簡単に決められるものでもなく、引くというのは後ろに別れて絶交という断崖絶壁があるだけなので、そうそう後ろに引くというわけにもいかないわけです。
しかし、れんモスの場合は、絶対にセックスはしないので自分の性欲や相手に対する感情も含めてどこまでしゃべってもくっつくことはないのでどこまでも前に進んでいけるんですよね。なんなら結婚したいとすら言っても良いわけです。
そして、後ろは別にどれだけ引いてもいつでもいくらでも前に行けるので、どんなに距離が離れようが、時間的に会ってなかろうが、いつでもすぐに近くに寄れるわけです。
また、そのスピードも変幻自在で好きに適当にやっていいわけです。
ルール無用で二人の距離感をぶつけ合って調整できるし、何も秘密にする必要もないから、ぼんぼん本音も言って良いわけです。
それはある意味、二人の関係を崩したくないと考える恋人と、二人の関係がどうなってもいいと考えられるれんモスとの違いでしょう。
受け入れるというのは、相手が自分の思い通りでないことの確認作業ですから、常に嫌なことでもぶつかっていかないといけないわけです。
そういう関係性を結婚した後も続けられれば、何年経っても、十何年経っても、知り合ったばかりのように新鮮な気持ちで向き合えるんです。