一昨日、一目惚れの記事がたくさん読まれていたのですが、相当昔の記事なので再度書いてみます。
年を取ると、一目惚れはほぼしなくなります。あっても、昔好きだった人にそっくりとかいうパターンでしょうね。実際はほとんど似ていないのですが、雰囲気が近いとかそんな感じです。
しかし、その相手も昔好きだった人とは全く中身が違うわけです。
また、普通の一目惚れもたいていは若い時しかしません。
それはアイドルでもなんでもいいですが、自分の好きなタイプと思い込んでいる人に似ていたというパターンであり、やはり、その中身は全く予想とか期待とは違うものです。
一目惚れというのは要するに、好きな人のイメージに似ていたというだけですね。
で、いくら外見が良いからといって好きになってもどうにもならないことは何度も体験しているので、そのうち、男はセックスできそうな女を好きになるようになってきます。
れんモスゼロの非モテ男が好きと言ってくるのはそれですね。
一目惚れであっても、まれに恋愛テンプレ脳的に付き合える時もあります。
それは、男性が一目惚れしてその男性のスペックが高い場合と、女性が一目惚れした場合、その女性のルックスが5段階で最高の5に位置するくらいの時です。
これはれんモスS的でダメなのかというと、ダメなのですが、セックスせずにれんモス的に付き合えると、そのうち、一目惚れした方は相手が想像と全然違うことを徐々に理解してきます。ただし、これは当然予想できることなので、その受け入れるスピードは比較的早いです。
そして、不思議なことに一目惚れしたルックスと期待していたルックスが実は結構違うことにも気付いてきます。
要するに見た目すらも幻想であったと気付いてくるわけです。それはある意味、失望ですが、結果、残っているのは理解した相手の実像です。それだけは本物なんですよね。
それに対して、ちゃんと愛着を持てるかどうか、尊敬できる相手かどうかが一番大事なところとなります。
つまり、一目惚れしてほしかったものは実は手に入っていないんですよね。
恋愛としての最初のドキドキ感が強かったというだけであり、大事なのは結局、ちゃんとした信頼関係を作れたかどうかだけなんです。