楽しくてスキルがつく仕事がいいのはわかるんですが、世の中のほとんどがそういう志向になったらそうじゃない仕事は誰がやるのかっていう疑問があります。
俺もそれ昔考えたことがありました。
そこで思ったのが、楽しくない仕事をする人が少なくなった場合、その仕事の労働者を増やすための政策を考えるのは政府の役割なので、楽しくない仕事と楽しい仕事を両方選べる人が、楽しくない仕事でも社会にとって必要なので我慢して俺はこの仕事をするっていうふうに自己犠牲的になる必要はないんじゃないかと思いました。
個人はあくまで個人の幸せを追求し、その過程で生まれる矛盾等を調整するのが政府の役割なので個人で解決できる問題ではないかなって感じです。
楽しいって思いながら仕事している人なんでほとんどいないよと言っていた子もいました。
考えないといけないのは二つです。
そもそも楽しい仕事をするのではなくて、楽しく仕事をすることが大事なわけです。
たとえば、楽しい仕事って何でしょうか?アイドルとかですかね。
でも、苦しみながら、悩みながらアイドルしている子だっています。
楽しく仕事するとは、どういうことでしょうか?それも二つのポイントがあります。
一つは目の前の仕事をいかに効率よく処理するかのゲームです。
そのために知識を増やす必要があることもあるし、技術を上げる必要があるときもあります。
トヨタの改善もそれなんでしょうが、かといって、それを報告しろと言われるとあまり楽しくなくなりますよね。
創造性を見出していくともいえるし、新しいことに挑戦する分、処女性が高いとも言えます。
自分も割と単純作業は好きですが、好きなのは、自分でアレンジしてより簡単に快適に早く仕事を回せるように考えることと、その方法で何も考えずに脳死で処理していくことがセットで好きなわけです。
もう一つは人間関係です。まさに処女性の高さが試されるときですが、いかに一緒に働いている人たちが快適で楽しく働けるか。そういう全体最適を提案したり、ときにひっそりと仕込んだり、処理したりしていくわけです。
このときに上の仕事の効率化が役に立つわけです。結果的にリーダーシップにつながっていくし、勝手に出世もできるでしょうが、そこはこだわらない方が楽しくはやっていけます。
さて、一番大事なことは実は別にあります。
スキルを身につけろというのは、結婚の相手として自分の市場価値を上げるためだとは何度も書いてきました。でも、本当の意味で大事なのは別のところにあります。
それについてクラブで説明していきます。
続きはクラブで。