文春に載ったものです。
寂しくて悔しいけれど、でも私は、あなたのおかげで愛を諦めない覚悟を知りました。もしかしたら、こんな風に本気でぶつかり合って求め合って、ひとを好きになったのは初めてなのかもしれません。どうしてこれまでそうできなかったのか、は解らないけれど、でも今、あなたを心から深く深く欲していること、とても愛していること、をとても幸せに想います。
周作、あなたのことが大好きです。
時事ネタなので、ちょっと分析してみます。
交換日記という話もありますが、恐らく紙に書いてラインで送ったラブレターでしょう。
広末涼子の子供は男男女で19歳、12歳、7歳。一番上の男の子は前の夫との間の子供です。年齢的にも気持ち的にもほぼ家は出ているはずです。
ということは、12歳と7歳です。家政婦を雇っていたとしても、まだお母さんの手は離れていないし、だからこそ夜中の3時とかに仕事を理由に男と会っていたわけです。
仕事柄、普通の人よりもイケメンや気持ちだけ強い男には出逢っているはずですが、どうみても太ったおっさんにしか見えない周作に惚れ込んだのは、料理そのものと料理に対する姿勢と知識、さらには人生観とかに響くものがあったのでしょう。とはいえ、喋り方もギャルっぽくてそこもいまいち理解できませんが。
最初のラブレターの意味合いを恋愛モンスター的に書き直してみます。
寂しくて悔しいけれど、でも私は、あなたのおかげで今、所有欲という恋愛感情に囚われる事を初めて知りました。もしかしたら、相手も私のことが好きかもという期待で胸が躍るレベルがこんな風に上がったのは初めてのような気がします。
きっとこんな風に心を開いて話したことがなかったからもしれません。なんで、今までそんなことがなかったんだろう。きっとあなたの態度が最初はそっけなかったからかもしれません。あなたも私とこんな風になるとは最初は期待していなかったけど、そういう期待を両方が持てるように長い時間話す機会があったからかもしれません。
芸能人として働いてきて、ずっと今まで構えて人と接していたけど、そんな構えが必要ないあなたに出会えて、もっともっと会いたい、一緒に居たいと感じています。
でも、知り合ってまだ2,3カ月であなたのことをよくわかり切れていない部分、二人の関係性が育ち切れていない部分があるからこそ、それに対する期待と不安で心が踊り狂っています。
これから読み取れるのは、母親のことを気持ち的に頼っているはずの年齢の子供二人がいるのに、寂しいと感じていることから育児はあまりしていなかったことが読み取れます。その年齢の子供が二人いるなら、幸せいっぱい手いっぱいで他のことにかまけている暇はないはずだからです。
竹内結子もそうでしたが、有名すぎて、誰もフラットに接してくれていないことも読み取れます。
ポイントは悔しいという言葉です。
何が悔しいのでしょうか?
知り合って、2ヵ月ほどです。
会いたいけど、合えないのが悔しいというのが素直に読み取れる気持ちです。
次会えるのが楽しみですでもいいのに、会えないことが悔しいと言っているわけです。
悔しいという気持ちは本来手に入るべきと気持ちが認定していたのに手に入らなかったときに出てくる表現です。
何度も会える機会、たとえば、ロケや撮影が続いて家に帰らずに働き続ける機会があり、そのときに会えるはずが、家の用事で帰らないといけなくなって悔しいとかです。
夫から浮気調査をされるくらいだから、不自然な形で家を出ていたことが推測されます。
しかも、家にいても、うっぷんや寂しさが解消されていなかったのでしょう。
次の文も広末涼子側から書いたもののようです。
出逢ってくれて、合ってくれて、会ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくしてくれて、いつもどんな時もあなたらしく居てくれて、対峙してくれて、、本当に、ほんとに、ほんとうにありがとう。
心からのありがとう。
出会って2か月で、しかも、そんなには一緒に居られないはずなのに、あなたらしくを見極めているかのような文から推測されるのは、幻想抱きっぱなしで、本当の相手を見れていないのと、周作も流されるままで何か態度を変えるようなことはないわけです。
逆に言うと、今まで広末涼子があってきた男たちの手のひら返しが早くてひどかったという意味でもあります。
また、次の手紙からも、周作が戸惑い、困っている面があったことが推測されます。
欲しいカラ、私も言い方や返し方、
気をつける。そうする。ね。
いろいろゴメンね。
本当、好きすぎて 反省の連続だよ。
好きだよ。
要するに広末涼子が幻想をドカンとぶつけた態度を取ってくるものだから、ちゃうちゃうそうじゃないという言葉に対しても相変わらずメンヘラをぶつけ続けていたことがわかります。
周作の方は謝罪文で以下のような締めの言葉を使っています。
今後は改めて料理に向き合いたいと思います。
自分が一番世の中にできることは何かと考えましたが、やっぱり料理しかありませんでした。
少しずつでも、失った信頼を取り戻せるよう、努力を重ねてまいります。
もともと女性客に人気で2か月先まで予約が埋まっていたそうで、これからもっと繁盛して、色仕掛けも増えるでしょうが、果たして耐えられるでしょうか(笑)
一方、広末涼子は
これからの人生を考えてゆきたいと思います。
と締めています。
違約金数億に、慰謝料数百万から1000万くらいでしょうか。
お金はそのうち活動再開して払うということで目途が立ちそうだけど、どうやって働いていこうというところでしょう。3カ月の火遊びにしては痛い代償でした。
そもそも、ちゃんと最初から、れんモスに徹していれば、彼女の言葉そのままの感情がいまでも続いていたし、これからも一生続いていたわけですけどね。