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テクノの鼓動と遊ぶ:究極の音楽体験、VMOとの出会い

テクノの鼓動と遊ぶ:究極の音楽体験、VMOとの出会い

人それぞれでしょうが、最近ようやくテクノの楽しみ方がわかってきたので、紹介しておきます。

 

ちょっと前にも書きましたが、テクノ初心者はテクノって、ずーっとおんなじリズムが刻まれて、たまにわーと盛り上がる時が一定間隔で来ると感じるわけです。そのわーと盛り上がる時を待ち望んで音楽に乗っているみたいなイメージです。

 

それをこの間のDALJAEさんのプレイをみてわかったのは、

AというベースのリズムにBというリズムがサブで乗って、そこにキャッチーなCという盛り上がりが来て、Cに気を取られているうちにAが消えて、いつの間にかBがメインのリズムになっていて、Cが消えたところで、Dというサブのリズムが乗ってくるという流れです。


基本はこれです。

楽しむポイントはどこでDを入れてくるかと、Cをどう盛り上げるかです。なので、Cが来た時にDの音を探すわけです。

さらにそこからCに向けてどう構築していくかです。

 

この時、Cを複数のトラックで構築することが多いわけです。

テクノはリズムを重ねていくことが多く、ボーカルトラックはたまにしかないわけですが、自分で音作りをすることもあるし、音源を買って来たり、サンプリングしてくることもあるわけです。

買うというのは、そういうテクノや作曲用に短い音源を売っていたり、配っているサイトが存在するわけです。

 

で、昨日のZERO TOKYOですが、予想外に良かったのはオカモトレイジでした。

音源がYouTubeとかに落ちてないのが残念ですが、彼のプレイはベースのリズムのAのあとに、ほぼ同じ存在感のリズムパターンやトラックをB, C, D, E, Fと数個積み上げていくわけです。で、ある程度盛り上がったあとに、一気にダウンさせて、その直前にフィルインした新しいリズムトラックGの上にまたH, I, J, K, Lと積み上げていくわけです。

たまにその前に使ったトラックを復活させたりしますが、基本、曲のように毎回新しい組み合わせでプレイします。

終盤になると、このリズムに何を乗せていくんだというベーストラックから始めたりで、出てくる引き出しの多様さに驚きと新鮮さで楽しめたわけです。

 

さて、これが新規性と創造性を楽しむということです。

見たり聞いたりしたことないこと。体験したことないことを経験していくことで自分自身のイマジネーションを拡大していく。楽しみ方を拡大していくということです。

 

その意味では、前日のNEX Festに出ていたVMOもすごかったです。

生まれて初めて音楽で鳥肌が立った経験でした。

なにか恐ろしいものを聞いてるという感覚。

幸い音源があったので紹介しておきます。

最初、最前エリアにいて、これは耳がやられると思い、ミドルエリアに行くも、これもやばいと後ろのエリアに移動しましたが、そこでも耳の穴に指を入れて聞いている人がいるくらいの音量で、実際、そのあと耳が飛行機の着陸時のようにしばらく自分の声の低音が頭の中で反響する状態が続くほどでした。

以下の動画を最大限を越えるくらいの音量で聞くような感じです。

 

この体験が衝撃的すぎてその後の音楽が楽しめないほどでした。

VMO - Violent Magic Orchestra 

3台のストロボライトとスモークマシンからなるテクノ、ブラックメタル、インダストリアル、ノイズが渾然一体となり発光されるアートミュージックプロジェクト。2016年には、6カ国10公演のヨーロッパツアーを敢行。State-X New Forms、Incubateフェスティバルに出演、続いて2017年3月にもヨーロッパツアーを行い、UKのレイヴフェス・BANGFACEに出演。同年11月には、Le guess who?フェスティバル出演を含むヨーロッパツアーを行う。

 

www.youtube.com