男性にとっての愛おしい感情というのは、5種類くらいあります。
A) プレセックスピリオドで、恋愛感情まみれの愛おしさで、相手に対する幻想MAX、妄想MAX状態です。
B) そういった時期は過ぎていて、かといって、完全に落ち着いているわけでもないれんモスW的な愛おしさ。
C) れんモスXや中長期連れ添った夫婦や恋人などの落ち着いた愛おしさ。
D) 子供に対する愛おしさ。
E) どちらかというと、れんモスBなど、恋人や夫婦にはならないけれど、非常にfamiliarな雰囲気をもてる相手に対する愛おしさで、これが一番軽いものです。
好きだからセックスしたいと考えるのは、まぁ、一般的にはAです。
結婚する気はないけれど、セックスしたいと思えるのはEでしょう。
そのときに、おまえのことを一生守りたいと思ったり、セリフとして出てきたりすることがあります。
しかし、セックスしてしまうと、将来、他の女と結婚したら、もう会えない、会えても陰でしか会えない関係になってしまいますし、そもそも嫁さんを最重要パートナーにおきにくくなってしまいます。
一方、セックスしなければ、自分がどんなステータスでも、相手がどんなステータスでも、困っているときに助けられます。
助けられるというのは、相談に乗ってあげる程度でも十分なのです。相手から信頼され、また、信頼でき、何でも話せる。そんな異性がいるといないでは人生大違いです。
セックスするときというのは、結婚するときのみです。そこからは離婚するか、一生添い遂げるかの尖った崖の上を歩いて行くサバイバルゲームがはじまります。
さて、逆に考えると、プロポーズもしていないのに手を出そうとする行為は結局、相手のことを大事にしたいとか、一生守りたいと思っていないという意味なのです。
その覚悟も決意もないということなのですよ。
論理的に考えると、これは絶対解なのです。
なので、女性も、好きな男性とラブラブな雰囲気になって、キスキスチュッチュとセックスして幸せとか感じているのは、中長期を見通せない、つまり、インテリジェンスのないその辺の犬や猫と同じなのですよ。
でも、そのときは、幸福感があるし、セックスは気持ちいいって?
そう、そのときだけね。
あなたが30歳になったとき、40歳になったとき、50歳になったとき、継続的にかつ漸増する幸福感を得られるのはどっちかということです。
しかも、恋愛モンスターは、積み重ね自由。複数の異性と同時かつ永続的にその関係を続けられますからね。
さらにモテ度を増す効果もあるので、そのポジティブスパイラルは体験してみないとわからない楽しさがあります。