恋愛モンスター

「恋愛 信頼」でGoogle検索1位(2020正月)の最高の幸福感を得られる方法

 信頼されることが大事なのであって偉くなることが大事なのではない

 

独身アラフォー女子のなかに、やたら立場の高さにこだわる人がいます。やれ、位が上がったから名刺を作れとか、あの人のキャリアであの地位はおかしいとかと、社長や理事長にいいつけてやるとか、人の振り見て我が振り直せ状態だったりします。

 

自分の祖父は、私立の大学で教授になり、そのあと国立の大学に教授になった後、中堅の大きめの病院の雇われ院長とかしていたのですが、最初の大学のお弟子さんは退官後20年経っても、30年経っても家に訪れてきて、年に1回中国旅行とかにみんなで行っておりました。しかし、そのあとのキャリアで関係した人は家に来ることはほとんどなかったわけです。

 

祖父は自分が一番尊敬する人ですが、無口で厳格なザ・真面目人間みたいな人で、たぶん、怖かったと思うのですが、怖そうでいて真っすぐでヒステリーも起こさず、たまに笑うというところが惹きつけていたんだと思います。

自分もそうなりたいかというと、決してそんなことはないのですが、うらやましいなと思える面は少しあります。

 

 

皆さんは、自分の元上司や今の上司と仕事上の関係が切れてもプライぺートで会いたいと思いますか?

 

幸い自分は、働きだしたときの最初の上司は家族ぐるみで付き合いがあるし、アメリカでの上司はこれ以上の上司はこの世に存在していないという人だったのでその点悔いは一切ないのですが、運ともいえるし、自分から掴みに行ったからともいえます。

 

アメリカの上司は30年間自分のラボを持っていて、その卒業生のだれ一人も悪口を言わないという人格者であり、優秀な人なんですよね。僕らが理解できるようにどんな時もゆっくりわかりやすく話すし、みんなの子供の名前は全部覚えています。それが彼らにとって一番大切なものだとわかっているからです。これはすごく大事なことで、ほかのことはどうでもよくて、相手の子供の名前だけは忘れないようにするのは大切ですね。自分は物覚えが悪い遺伝子なので覚えきれませんが(笑)

 

もう少し皆さんに身近な例を挙げておきましょう。

 

23歳くらいの時から割と使えるなと思える看護師さんがいました。最初は下っ端の一人でこなせる仕事を任されていましたが、段々と位が上がって、26歳くらいで病棟主任くらいにのし上がっていったわけです。

彼女が優秀だったのは、自分にできる範囲は限られているので、任せられる仕事はほかの人にきれいに流してとにかく全体がスムーズに進行するように采配する能力でした。

でも、彼女にとって、その職場は退屈だったんですよね。なので、27歳くらいの時に転職するために辞めていきました。

 

しかし、辞めるというと、みんなから留意するように言われるのはわかっていたので、辞める1週間前くらいに周知したわけです。

当然、お別れ会が開かれ、年上のスタッフも含めて、「私たちを見捨てないで下さい~」とみんな泣いてすがったそうです。彼女も泣きつつも次のステージに上がるために去って行きました。

 

自分もあの子が近くにいて働いてくれていたら、安心なのになと今でも思います。そういう子はどんなところ、どんな店でもたまにいますよね?

 

恋愛という意味では、一言で言うと、リーダーシップがあるということであり、家庭の生活の舵取りを任せたいとも思えるわけです。