最近、2,3人と話していて、最終的にこれを説明することになったことから、なるほど一番コアにあるものはこれかと気付いたので書いておきます。
よくある悩みとして、
- 愛されて育っていないため、人から愛されたい
- 自分に自信がなくて、出来る人がうらやましい、何なら憎い
- 人のことを信用できない、嫌になって自分から離れてしまう
- どうやったら、信頼されるのかわからない
- ついつい人の文句ばかり言ってしまう
- 他人といると疲れる、一人の方が良い
などですが、一言で言うと、「他人の何を信じたら良いかわからない」ということでしょう。
この答えはシンプルです。
他人のことはわからないのだから、こうである、こうのはずだとは信じなくてよいというだけです。
では、何を信じたら良いのか、絶対に裏切られないものは何なのかです。
それは、他人を愛する自分の気持ちです。
たとえば、相手が誤解から憤慨して、音信不通になっても、それまでと同じ気持ちで大事に思うということです。
相手が今まではこうだったのに、急に理由もなく態度を変えてきたときも、そのうち、戻るかもしれないし、戻らないかもしれないけど、相手に対する気持ちを変えないことです。
追いかけもしなければ、切りもしないということです。
もちろん、愛着や愛情が強い相手、コミットしている相手もいるでしょう。
そういう人から冷たい態度を取られると、つらかったり、嫌な気持ち、自己否定したくなる衝動もあるかもしれません。
そういったことも含めて、自分の予測と相手の実際の行動には乖離が生まれやすいわけです。だからこそ、自分の内面の気持ちの安定性だけを信じるわけです。
何があっても、自分は愛しぬくということです。そのレベルに多寡があっても構いません。でも、相手の態度がどう変わろうとこっちは変わらないというスタンスの安定度が唯一、自分を裏切らない絶対的に信じられるものです。
そうすると、そこに安定感が出てきて、相手からの信頼も上がってくるわけです。
それを失わないようにしようとしてくれるわけです。
そこであなたが欲しいものが手に入っているのですが、でも、そこすらも別に喜ぶところでもないわけです。
常にフォーカスするべきは自分の気持ちの安定度です。それを支えるという意味で関わる人数を増やすというのもより支えになるでしょう。あっちがだめでもこっちがよいという状況を簡単に作れるからです。それがさらに自分が作ったグループならなおさら安定です。