エロス権力は言葉のままに解釈すると、若さと美しさを利用してセックスする対象としての価値の高さから発揮できる権力のことと考えられます。
しかし、対象として一部の変態を除いて、少女にはその権力はないわけです。
なので、自分がエロス権力を発揮する体験をどのような女性も高校生くらいまで実体験できないわけです。
処女を失うときのほとんどのパターンは周囲の女子がそうしているからというテンプレートをなぞる行為として受け入れるとともに、早めに処女を喪失する女性はこのエロス権力が自分にあるのかどうかの不安を除くためにしている面があります。
結果、私には子供を産む資格や平均的な女性以上の女としての魅力があるんだと確認しているわけですが、男性側からすると、8割の女性はセックスの対象になりえるので、10万円を使ったら、本当に財布から10万円がなくなるのかを試しに10万円使ってみたみたいなくらい無駄な行為なわけです。結果、自分自身の結婚市場における市場価値が半分くらいになっているのにそれに気付けないわけであり、そのことがさらに男性から値踏みされる、つまり、セックスの対象だけとして利用されることに拍車をかけることになるわけです。
レイプでない限り、セックスするかどうかの最終決定権は女性側にあるため、違う男とセックスすたびに自分は権力を発揮していると誤解させることになるわけですが、限られた自分の資産から100万円あげますという決定をしているだけであり、むしろ、どんどん損しているだけなんですよね。
一方、外見が10段階で10くらいのトップレベルの女子は自分にエロス権力があることは幼いころから高い確度で自覚しています。ゆえに、むしろ、その権力をどうやって発揮しようかに注意がいっています。
しかし、それであっても、その権利をセックスさせることで確認することが多いため、エロス権力そのものはどんどん落ちていくわけです。
たまにめちゃくちゃ美人なのにヤリマン路線まっしぐらという子がいますよね？そういう子にあるエロス権力はどれほどのものと感じますか？
一方、エロス権力はセックスさせないことでその力が増幅していきます。男たちはセックスしてもらいたくて、お金を積み上げ、普通の女の子が受けられないサービスを無料で提供します。つまり、セックスさせないことで自分の価値がどんどん上がることに気付きやすいのも10のレベルの女性なわけです。
でも、一番大事なのは、若さの消失とともにそれすらも消えていくという事実であり、そこまで見据えて、努力している人が結果的には社会的な勝ち組になっていきます。それでも、たいていの場合は途中でセックスしてしまっていて、金は稼げて、美人だけど、相応しい相手がどんどん減っていることもあって、結婚できないというパターンに陥ることも多々あります。
要するにエロス権力に意識を向けたところで、どのようなスペックでも得することが何もないということです。
むしろ、そんなものはこの世に存在しないという態度を貫いた方が結果的にはモテるんですよね。
