子供の頃、親の言いなりではないですが、何をするにしても親の意向で動いていたイメージは誰もが持っているはずです。
あたりまえですよね。お金も情報も食事も親が全権掌握しているからです。それに子供の安全を守るという意味合いもあります。
18歳になったら出て行けという親もいますが、普通は家にずっと住まわせる形になります。
毒親や過干渉の親、子供も引きこもりから親にべったりなタイプといろいろです。
さて、最近、家族4人で話すのがすごく楽しくなってきました。でも、子供の頃に感じた親の言いなり的な感じではないわけです。
4人が対等な関係で話せているというか、一人ひとりの関係はまるで兄弟姉妹のように相手のいいところも悪いところも受け入れて関わり合っている感じです。ワンピースの仲間といった方がイメージしやすいでしょうか。
家族の健康をきびしく管理する母親と、好きなことばっかりして威厳を見せない父親、高い集中力でもって、成績で結果を残せる娘、その時ハマった雑学では家族で一番詳しい小学生の弟。
それぞれ、得意なことがあって、そこを互いにリスペクトしあえており、まずは主体性を重んじて、子供であっても、最後の決定権は常に子供に与えます。
ぐずって、習い事をしないようなら、いつでも辞めていいよと切り捨てます。そうすると、やる!といってやり続けるわけです。この辺は本人のキャラクターもあるので、それぞれですが。
アメリカで最初育った影響もあるのでしょうが、ポイントは幼いときから決定権は子供に与える。決定権がある以上は責任も生じるので、なぜ、それをするのかのメリットとデメリットはしっかり話して判断材料とする。当然、そこに親の恣意的な情報操作は少し入りますが、繰り返しているうちにその効果を本人が感じ取れば、信頼するでしょう。