競合状態に持ち込めていないパターン
最後がこれです。そもそもセックスできる関係になれそうという期待が男性の恋愛感情を励起し、当たって砕けろで、後先考えずに突っ込ませるわけです。
後先考えずにというのは、近視眼的にセックスするところまでしか想定していないということです。
結婚するとか、一生大事にするとかのコンセプトはないわけです。
一目惚れしました、結婚したいというかもしれませんが、オスの格を上げるトロフィーとして欲しい以上の意味はないわけです。
オスの恋愛は基本、戦って奪う形で構成されています。
他のオスをぶっ倒して、メスを奪ってセックスする。
動物のマウスもオス同士は酔っ払えば、死ぬまで殺し合うし、メスとツガイにすると、メスは人でも聞こえる悲鳴をあげて逃げ回ります。
その突っ込んでくる姿勢が怖かったり、嫌だったり、面倒くさいわけです。
しかし、戦闘していると考えれば、打つ手がわかってきます。
Breaking Downとかを見ればわかりますが、明らかに自分より強い相手に無理して突っ込んだりはしないわけです。
ガードを固めて、アウトボクシングのスタイルから様子を見てチャンスをうかがいます。
つまり、あなたという獲物を狙っている他のオスがいることを感じさせないといけないわけです。ここで大事なのは感じさせることであって、明示することではありません。
明示して、自分より圧倒的に強い相手だと分かれば撤退してしまうし、弱い相手だと分かれば、むしろ、押しのけて突っ込んでくるからです。
それでいて、ワンチャンの可能性は感じさせておかないといけないのですが、それは私が誰とも付き合うことはないと思わせるだけで十分です。
やり方は色々あります。
新しい方法がいくつか発掘されたので、それをこれから紹介していきます。