恋愛と書きましたが、別に恋愛でなくても構いません。
知り合って、それなりに仲良くなって5年、6年経ったときに二人の関係がどうなっているのか、これは意外と体験できないものです。
中学や高校の同級生なら可能と言えば可能ですが、どちらかというと幼なじみ、一緒に育った兄妹的な意味合いも含まれます。
18歳以降の大人になってから知り合って、5年、6年経つとどうなるか。
5年というのは、4年生大学を卒業した後ですから、よほど仲良いか、進学や就職先が同じでないと頻繁に会うことは難しいです。
恋愛関係で言うと、20代の半分近くを占めてしまいます。
そこで結婚できれば良いですが、ほとんどのカップルは別れてしまいます。
恋愛テンプレ脳だと、3か月から半年の関係しか築けず、それ以上に会っていたとしてもセフレだったり、セックスしたことがある男友達としてですよね。
相手にしている異性が多いと、たまに撃ち漏れがでてきて、恋愛テンプレ脳でもナチュラルれんモスを持てたりします。それが、5年、6年付き合ってきたらどうなるかの世界です。
親密度が上がる変化がなければ、そこには恋愛感情はありません。
最近、質問してきたさりあちゃんは10年間付き合って別れた彼氏のことをこう言います。
Aさんは私にとって彼氏である以前に、家族であり、兄弟であり、最愛の友人でした。
でも、仮に結婚していてもこの状態なんですよ。
好きになった最初の2週間~3ヶ月の超ドキドキ感、付き合って半年の好き好き感、そんなものはもうないのです。
二人でいるとき、どれだけ居心地がいいかが全てなんですよ。
それは恋愛感情やセックスのドキドキ感や快感とは全く別の情動なんです。
それを最初に確認できるのが、50時間の壁を越えた辺りなんです。
本当に居心地が良いかどうかはその後の100時間でわかってきます。
このプロセスは慣れてくれば、相手によってはもっと短い時間で到達できますが、いずれにしろ、一緒にいるだけで別に話す内容を考えなくてもいいくらいの状態です。
そのときに「あぁ、この人と一生そばにいたい」と感じるか、「このままれんモスとして関わっていたい」と感じるかです。
※この記事は【Q&A 17-27】の答えでもあります。