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うつ病の人がなぜ自殺するのか

昨日、バイト先に電話してきた人がいて、夫がいて、仕事があって、仲の良い友だちもできて、何不自由なく恵まれた生活だけど、得も言われぬ不安感に襲われて、無になりたいです。

でも、死んだら、それで夫や周りの人に迷惑がかかりそうで死ねないんです。

と言うわけです。

話をしていると、それが病気のせいであることは自覚しています。

 

うつ病というのは、ストレスでなるわけですが、わかりやすいのは職場のパワハラや、学校でのいじめです。逃げ場のないと本人が感じている状況で攻撃されることでうつ状態になっていきます。

 

さらにアンヘドニアといって、快楽情報を求める力も弱くなってきます。

 

脳内で何が起こっているかというと、普通の人はおいしい食べ物、異性と話すなどで脳内でドーパミンが反応して増えるわけですが、うつの人は意外なことにそのドーパミン反応が極端に強く反応するようになっています。

 

それはいじめられている状況からいかに早く逃げるかの臨戦態勢になっているためと考えるのがわかりやすいでしょう。できるだけ逃げてひきこもろうとするわけです。

 

最初の女性も真っ暗なところで一人でいたいと言っていました。

 

ドーパミンが上がっているわけだから、楽しいこともより楽しめるのではと思うわけですが、実際、ドーパミンが上がるときというのは期待が上がるときなんですね。まさに恋愛感情のドキドキ感と一緒で、手に入らない不安もあるけど、手に入る確度が高そうというときに出る「あれ」です。そのとき、ピークを迎えて、実際に手に入ったときはドーパミンは下がっています。

 

しかし、うつ病の人はまず、ドーパミンの基礎レベルが高く、快楽情報に反応してもドーパミンはずっと高いままなわけです。これはそのまま認知の歪みにつながって、いわゆる楽しいものに近づけそうという期待から、手に入ったときの安心感みたいな流れがないわけです。子供の頃から刷り込まれた快楽情報が手に入る時のドーパミンの変化が起こらないため、楽しいと感じなくなっているわけです。

 

で、死にたいというのは、そういうストレスがある状況から逃げたいという心の動きで、要するに当座死ぬことでしか逃げることができないと認識しているわけです。

 

なので、彼女は死ぬ以外にこの状況から抜け出せる方法があるなら教えてくださいというわけです。

 

その答えのファーストステップは逃げ道を用意することです。入院するでも、引っ越しをするでも、海外に行くでも、転職して別の地域に行くでもいいわけです。

 

でも、それだけでは治らないんですよね。

 

れんモスが増えるなど、人から信頼されることがうつ病を予防するのですが、そのステップが必要になります。しかし、ただ落ち込んでいるだけの人に魅力はないですから、れんモスを増やすことも難しいわけです。

なので、セカンドステップとしては、普通の人にはない魅力を付ける必要があります。

それには普通じゃない体験が必要になります。他の人が興味を引くような体験が必要になるわけです。最初は引きこもりたいと言っているわけで、対人関係の新しい体験はなかなか難しいわけです。そこで、普通の人だと時間がなくて、極められないような技術なり、知識を増やしたり、作品を作ったりするステップが必要なわけです。ただそういうことをするのにも、快楽がないと長続きはしないので、そこの難しさはあります。

ただ目標として、その状態に乗っかれることがあるわけです。

あとは早起きと、運動と、オメガ3が効くのはわかっているので、それを徹底してやることです。普通の人がえっ、そんなにやるの?と思うくらいとにかくやることです。

それを最低でも半年くらいは続けることです。