一つは最初からモテ要素が全くなかった二人の場合ですよね。
相手に不満を持っている人は自分は若い頃、他の人からモテていたという認知があり、それと同等、もしくはそれ以上の相手とつながるべきだという潜在意識があるからです。
しかし、実際は穴モテしていただけで、仮にその人と一緒になってももっとひどい結婚生活が待っていただけです。
相手に不満を持つ根源的な理由はこの認知の歪みです。
その意味で異性として全くモテてこなかった二人の場合、そのような仮定は一切成り立ちません。
ラブラブとはいかないまでも、まずは最初に、そして最後まで尊重しないといけない相手はその人しかいないわけです。
他の人と一緒になれたかもとかいう淡い期待は一切ないわけですから。
そんなのは私とは関係ない。私はそこまで非モテではないと思うでしょうが、この構造が機能していることに意義があるわけです。
もう一つはセックスです。
セックスというと、男性にしろ、女性にしろ、性欲を満たしたいだけでしょと不満を持っている方は感じるでしょうが、性欲を満たすだけなら、道具もあるし、1人でもできるし、何なら浮気でも風俗でもできます。
でも、性欲を満たしてあげたから相手が満足するという意味ではないわけです。どんなに不満があっても、相手がゼロ距離にいて、相手のために互いに協力して動かないといけないという状況だからです。どちらかが完全マグロ状態では気持ちも昂らなければ、生理的にも満足する結果にはなりません。
どんな夫婦でも確実に相手のために協力して何かをするという作業がセックスだから、それが相手を大事に思わせるベクトルとして働くわけです。
ただし、浮気していると相手を性病からの死に至らしめることもあり得るので、それも含めて行動することです。自分がHPVを持っていることがわかっているなら、セックス以外で尽くすしかありません。
さて、以上のことを踏まえた上で、セックス以外で、普通の夫婦ができることをクラブで考えてみましょう。
続きはクラブで