できれば、20代の後半に結婚して、子供が欲しいというのが一般的な女性の希望ですが、子供を作りたいなら35歳までがよいという生物学的な事情からの逆算でそうなっているだけで別に20代の後半に結婚したいわけでもないんですよね。
子供の有無はともかく、結婚した方が生活基盤は安定するので、とりあえず、結婚はしたいと。
ところが、プロポーズの84%は男性側からされるし、そうでなくとも付き合うときは男性からのことが多いため、男性に選ばれるという要素が入ってきます。
そのため、恋愛テンプレ脳はルックスが良い方が結婚しやすいと思い込んでいるわけです。
結果、可愛い人、美人な人にあこがれ、自分もそうなりたいと思うわけです。
美人になって婚活戦国時代を無双したいと。
そのためなら多少の整形くらいいとわないと。
しかし、美人は美人でそれなりに苦労するわけです。
まず、男は確かに次から次に寄ってきます。
で、多かれ少なかれ、10人くらいに言い寄られたら、そのうちの一人と付き合ってしまうわけです。
セックスしてしまうにしろ、しないにしろ、恋愛モンスターとしてUターンしやすいのはこの辺です。
男性が所有欲で寄ってきているだけであることにちゃんと違和感を感じて、それに対して適切な行動を取れているからです。
さて、ここで付き合って別れてを繰り返しているうちにセックストリガーとそもそもセックス好きモードに入ってしまいます。
付き合ったら、セックスするものという恋愛テンプレ脳に流されて、そうするわけですが、付き合った人数が増えるほど、それらの男性の周囲の男性は結婚する気ゼロでとりあえず、所有したいセックスしたいという理由だけで寄ってきて、やれたらセフレモードに入るわけです。それに嫌気がさして、どんどん短期間で別れていくわけですが、それを今度は自分が悪いのではと自己評価を下げていって、下がった評価に釣り合うようにどんどん変な男に惹かれていくわけです。
さて、今回のメインテーマはそっち側でなく、美人にあこがれる普通女子の方です。
普通女子の場合、言い寄ってくる男が少ないわけです。あからさまにヤリモクの男もいますが、あからさまなので遠ざけます。すると、本来、マッチしたいようなはぐれメタル系男子とはさらに縁遠くなってしまうわけです。
ここで4パターンに分かれます。
1) 本日の本題で、美人に負けまいと言い寄ってきた男とセックスまでしてしまうタイプ。恋愛テンプレ脳を忠実にかつ早々とクリアしたわよということで周囲の女性のマウントを取りに行っているわけです。自身の市場価値が落ちているとかに全く気付いていませんが。ヤリマンインセンティブはまさにここでかかるわけです。喰いやすい処女とかがこの分類ですね。
2) 厳選を重ねて、大学を卒業する前後に結婚する男と最初に付き合えたパターンの女子。地頭が高めで、性欲もそこまで強くないタイプですね。たいてい退屈そうなまじめ普通男子と結婚していますが、これが世間的な成功例に見えちゃうわけです。処女性を上げることでもっとよい男と結婚できるのですが、比較的成功例なのでそこまでは追いかけないんですよね。逆に周囲の人が勘違いしがちですが、こういう結婚ができたのは地頭のよさを活かして、ちゃんと学歴が高いゾーンに生活環を置くことでそれに見合った男性に知り合えているからなんですよね。結局、処女性と自身の市場価値を上げることが一番の近道なわけです。
3) 男に言い寄られないけど、性欲が強いタイプがいます。なりふり構わず、やりにいくので世間的なヤリマンのイメージはこの辺になります。私はやりやすい女ですよアピールも強く、非処女アピールも強めです。ヤリマンインセンティブは働いていませんが、強く言い寄られたらあっさりと陥落します。
4) 男に言い寄られないガチガード娘。が最後のパターンです。自分が会ってきた処女性がマックスレベルに高い子たちはルックス的にはこの層か、もうちょい下くらいなんですよ。要するにモテ度はルックスで決まるわけではないということが言いたいわけです。かわいい子が逆に非モテな態度(おっさん化とか、自虐系男子化)するのはモテの本質がルックスでないことを自覚してその部分で勝負したいと感じるからですよね。そして、ヤリマンインセンティブでやっているうちにモテ度はどんどん落ちていくわけです。
ヤリマンインセンティブ女の特徴は、「彼氏が~」とか、「彼が~」とかののろけ話をするようなタイプですね。モテる女はそんなこと言わないからです。言うと、非モテ女子からのひがみがすごいのでそういう話はよっぽど強く振られない限り自分からはしません。男にふられたネタは自虐になるので逆に言いやすいし、結婚が決まった場合も恋愛市場から撤退してくれるのでいいやすいわけです。
ヤリマンインセンティブのおかげで恋愛工学やDQNのよい喰いものにされているわけです。